職業病

昔から人と話をするときは相手の目を見なさいと言われました。まあそれはちゃんとやってるつもりですが、話しているうちにだんだんその人の歯だけを見てしまっていることに気づきます。歯茎は腫れていないか、歯の色はどうか、自分の歯なのか入れた歯なのか、入れた歯なら色や形があっているか、もちろん歯並びはどうかなどなど。これはもう職業病ですね。診療室では数回しか診たことのない患者様だと、名前を言われてもどういう患者様かはすぐわかりません。でもスタッフにその患者様の歯の特徴や、口の中の様子を言われたり、レントゲンをみたりすると、「あー、あの患者様ね。」ということはよくあります。ソロバンの暗算の達人は、頭の中にソロバンをイメージして計算するらしいですが、歯医者も文字より歯の形で記憶することの方が楽なようです。
写真は家にあった単なるサラダ用のパプリカです。何気なく目に入っただけなのに「あれっ?下の前歯がないねえ。」と反射的につぶやいてしまいました。やっぱりこれって職業病!?


