なぜMASATO!?

先日夜、仙台で集まりがあり帰りに仙台駅に向かっていた時に、突然写真のような看板がいきなり目に入りました。思わず「MASATO…RA!、まさと?…ら?」とつぶやいて立ち止まりました。「なんでオレの名前が看板にあるの?」と思いましたが、そこはどうやら焼肉屋さんで、店の名前が「マサトラ」さんということでした。もちろんまだ入ったことはありませんが、焼肉をオールラウンドで食べさせてくれるお店のようです。
今はお肉も物価高で厳しいですが、学生の時は盛岡といえば焼肉・冷麺が定番の外食パターンでした。部活が終わって究極の空腹時には1000円焼肉食べ放題、みんなで酔っ払って締めの食事は盛岡冷麺が鉄板でした。最近はそういうシチュエーションもないので、焼肉屋さんにはたまにしか行きませんがその時食べるのはホルモンとクッパ系の雑炊です。ところでずいぶん前から出身地の「気仙沼ホルモン」が全国的に有名になっています。漁港なのにホルモンが名物なのは変な気がしますが、自分が幼いころからホルモンはありました。しかしそれは実に恐ろしい食材で、ここまでポピュラーになるとは想像できないほどの食感でした。小学校低学年のころ何となく話には聞いていましたが、叔父がホルモンをキャベツの千切りとともにお土産に買ってきたのを食べました。その時の実感は「これは食べ物ではない…白いゴムに違いない…。」です。とにかく咬んでも咬んでも砕けないまるでタイヤのゴムでした。もちろん飲み込むこともできず、しまいには抜けかかっていた乳歯がぼろっと取れました。大人が喜んで食べているの見て、「大人って歯が強いんだなあ…。」と変に感心し、その後しばらくは負のイメージしか湧かず食べることはありませんでした。
しかし大学生になって焼肉屋さんでちびっとホルモンを食べてみたら、「こりゃうめえ!」となり、それから焼肉屋さんへ行くと決まってホルモンを頼むようになりました。ある日量販店で冷凍の「気仙沼ホルモン」を恐る恐る購入して食べました。そしたら記憶とは全く違う美味しさでびっくり。「こりゃあ名物になるわな。アドレナリンも出まくり!」とホルモン違いのことを叫んで驚きました。お店の名前は「正人らも好きだよ。」から来てるんでしょ、きっと。


