歯のリアル



写真は最近知人から送られてきた写真です。多分札幌雪まつりの画像ですが我々と同じ歯科医師の方々が作った作品のようです。歯を大事にしなければ歯が溶けてしまう!だから雪が溶ける前に歯医者に検診に行きましょう、という意図なんでしょうね。まさしくその通りですが、さすがに見れば見るほどこの雪像の完成度、リアリティには感心します。
歯は大人の場合通常上下左右で28本あります。それぞれ個性的で特別な形をしており、口の中での役割も決まっています。ですからどの歯も無くて良いわけはありませんし、1本欠けると徐々に口としての機能が落ち、全身への影響が大きくなります。そういった意味で歯の特徴を知っている人でなければこのような雪像は作れませんね。
ところでミラノコルティナ冬季オリンピックの女子フィギュアスケートの金メダリスト、アリサ・リウ選手は日本のコミック「進撃の巨人」を読んでいるようです。そこに出てくる巨人の歯を見た時は、その本数の多さと歯の小ささを見て『こんなに数が多かったら、1本の存在価値は小さいなあ。巨人だから歯もでかくしたらいいのになあ。』と思いましたが…。
そのアリサ・リウ選手は歯ピアスを自分で通したと言ってましたが、あれは厳密には歯ではなく上唇の裏側にある「上唇小帯」というヒダの部分につけたようです。昔はアラブの大富豪が正面の歯にダイヤモンドを埋め込んだ写真を見ましたけど、歯医者としてはどちらも突発的な事故が心配でちょっと怖いですね。歯は抜いたりはもちろん削ったりするものではないですが、歯に何かを飾りたいという気持ちはわからないでもないです。
『目は口程に物を言う。』、ですが『歯は口で一番物を言う。』でしょうね。


